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印刷トンボについて

2022.10.16

印刷物を作成する場合に、校正紙や印刷する過程でトンボマークをよく見かけます。これは、印刷物を指定の大きさに断裁するための位置合わせや、4色カラー印刷のように多色刷り場合は、4色の版(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)をきっちりと合わさないときれいな印刷物にはなりません。そしてその版をきっちりと合わすためにトンボを基準として印刷します。トンボの種類には、印刷物の天地左右中央に付ける「センタートンボ」、印刷物の四隅に付けるトンボを「四隅トンボ」や「コーナートンボ」と呼んだりします。また、コーナートンボは、2本あり印刷物の仕上がり位置を示す方を「内トンボ」や「断裁トンボ」と呼ばれ、塗り足し部分だけの外側の位置を示す方を「外トンボ」や「製版トンボ」(製版領域を示す)と呼んだりします。製本加工で用紙を折る位置を示す「折トンボ」もあります。

 

伝票印刷で使用するトンボに仕上がりサイズの四隅にトンボを入れる場合があります。これは、ドットプリンター等で印字する機械打ち帳票では、打ち出す位置が決まっていますので手書き伝票印刷に比べてより仕上がり位置の精度が要求されます。その為に仕上がり位置の誤差が少なくなるように印刷物に内トンボを入れる事があります。

 

連続伝票印刷は、印刷物がミシン目で繋がっている為に専用のトンボを使用します。「フォームトンボ」や「マージナルトンボ」等と呼んだりします。連続伝票では、ドットプリンターで印字を打ち出す為に指定の規格サイズでデータ作
成となります。ドットプリンターでは、マージナルパンチの間隔が0.5インチの規格である為、インチサイズでトンボを付ける必要があります。

アドビシステムズのイラストレーターでは、トンボを付けたい範囲を選び、「オブジェクト」から「トリムマークを作成」でトリムマークを作成できます。

らくらく伝票印刷では、伝票印刷のデータ制作からご注文を承っております。お気軽にお問い合わせください。

 

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